ED治療薬の違いと「知っておきたい副作用」の話

前回のブログでは、

🎉 ED治療薬「シアリス」がスイッチOTC化!

という大きなニュースをご紹介しました。

「病院で処方してもらう薬」というイメージが強かったED治療薬が、薬剤師による確認のもと、薬局でも購入できるようになったのは大きな変化です。

でも、ここで一つ気になることがあります。

🤔 そもそもED治療薬って、シアリス以外にもあるよね?

そうなんです。

ED治療薬にはいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。

そして薬である以上、

⚠️「効き方」だけでなく「副作用」も知っておくことが大切です。

今回はED治療薬について、薬剤師目線で少し掘り下げてみましょう💊


🍀 ED治療薬にはいくつか種類があります

代表的なED治療薬として知られているのが、

🔵 シルデナフィル(バイアグラ系)

🟠 バルデナフィル(レビトラ系)

🟢 タダラフィル(シアリス系)

などです。

これらはまとめて、

「PDE5阻害薬」

と呼ばれます。

基本的な仕組みは似ていますが、

⏰ 効果が期待できる時間
🍚 食事の影響
💊 効き始め方
⚠️ 副作用の出方

などには違いがあります。

「ED治療薬なら全部同じ」というわけではありません。


🤕 ED治療薬で比較的よく知られている副作用

PDE5阻害薬は血管を広げる作用を持っています。

そのため、

🔴 顔がほてる
🤕 頭痛
💓 動悸
👃 鼻づまり
😵 めまい

などがみられることがあります。

「顔が赤くなった」

「少し頭が痛い」

というのは、ED治療薬では比較的イメージしやすい副作用かもしれません。

しかし、副作用はこれだけではありません。


👀「なんだか青っぽく見える?」視覚への影響

ED治療薬の中でも、特にシルデナフィルでは、

👀 色の見え方がおかしい
🔵 青っぽく見える
✨ 光をまぶしく感じる
🌫️ かすんで見える

など、視覚に関する症状が現れることがあります。

これはシルデナフィルがPDE5だけでなく、網膜に存在する別のPDEにも多少影響するためと考えられています。

多くの場合は一時的ですが、

🚨 急激な視力低下など明らかな異常が起きた場合は別です。

ED治療薬では非常にまれながら、視神経に関係する重い眼障害なども報告されています。

「薬を飲んだから少しくらい見え方がおかしくても大丈夫」

と決めつけないことが大切です。


👂「耳が聞こえにくい」も関係する?

意外かもしれませんが、

👂 突然の聴力低下

についても注意が必要です。

PDE5阻害薬では、頻度は明確ではありませんが、突発的な聴力低下や耳鳴り、めまいなどが報告されています。

突然、

「片耳が聞こえにくい」

「耳鳴りと一緒に急に聞こえ方がおかしくなった」

といった症状があれば、放置せず医療機関へ相談してください。


🦴 シアリスでは「背中や筋肉が痛い」ことも

タダラフィル(シアリス系)では、

🤕 頭痛
🔥 ほてり
🍽️ 消化不良

などに加えて、

🦴 背部痛

💪 筋肉痛

が報告されています。

ED治療薬を飲んだ翌日に、

「なんか腰が痛いな……」

「昨日何かしたっけ?」

となった場合、薬が関係している可能性もあります。

ED治療薬だから副作用は下半身だけ、というわけではありません。


🚨 そして絶対に知っておきたい「4時間以上続く勃起」

ED治療薬で有名な注意事項の一つが、

🍌 持続勃起症

です。

勃起が異常に長時間続いてしまう状態です。

笑い話のように聞こえるかもしれませんが、これは放置してはいけません。

🚨 4時間以上勃起が続く場合は、速やかに医療機関を受診してください。

長時間そのままにすると陰茎の組織が障害され、その後の勃起機能に影響する可能性があります。

「効きすぎた!ラッキー!」

ではありません⚠️

これは救急対応が必要になる可能性のある状態です。


❤️ もっと重要!心臓の薬との組み合わせ

そしてED治療薬について、最も覚えておいていただきたいことの一つです。

🚨「ニトログリセリンなどの硝酸薬」と一緒に使用してはいけません。

狭心症などで使用される、

💊 ニトログリセリン
💊 硝酸イソソルビド
💊 一硝酸イソソルビド

などの硝酸薬・NO供与薬とPDE5阻害薬を併用すると、

📉 血圧が危険なレベルまで低下する可能性があります。

ED治療薬も硝酸薬も、血管を拡張する方向に作用します。

そのため両方が重なると、強い血圧低下につながる危険があります。


🚑 救急車を呼ぶことになったら「ED薬を飲んだ」と伝えてください

これも非常に重要です。

例えばED治療薬を服用したあと、

❤️ 胸が痛い
😰 息苦しい
💦 冷や汗が出る

などの症状が出たとします。

救急車を呼んだ場合、

🚑「ED治療薬を飲んでいる」と必ず伝えてください。

恥ずかしいからと黙ってしまうのは危険です。

医療者がそれを知らず、狭心症の治療として硝酸薬を使用してしまうと、重大な血圧低下につながる可能性があります。

ED治療薬をいつ飲んだのかも、できるだけ正確に伝えましょう。

これは恥ずかしい話ではありません。

救急医療に必要な「薬の情報」です。


🍺「お酒と一緒なら効く?」は要注意

EDという性質上、お酒を飲んだあとに使用する方もいると思います。

適量の飲酒で直ちに問題になるとは限りませんが、

🍺 アルコール

💊 ED治療薬

では、どちらも血圧に影響するため、

😵 めまい
📉 血圧低下
🌀 ふらつき

などが起こりやすくなる可能性があります。

さらに大量飲酒そのものが、勃起を邪魔することもあります。

「飲めば飲むほど雰囲気が良くなって、薬も効く!」

というものではありません😅


🌐 個人輸入のED薬はやっぱり注意

前回の記事でも触れましたが、ED治療薬ではネット上の個人輸入品も問題になります。

正規の医薬品なのか。

表示されている成分が本当に入っているのか。

表示された量と実際の量が同じなのか。

これらが保証されていない製品もあります。

さらに怖いのは、

「何を飲んだのか分からない状態で副作用が起きること」

です。

救急搬送されたとしても、医療者側が服用した成分を正確に把握できません。

ED治療薬こそ、正規の流通経路から入手することが重要です。


💡 ED治療薬は「効き目」だけで選ばない

ED治療薬について調べると、

「どれが一番効く?」

「一番強いのは?」

「何時間できる?」

といった情報に目が行きがちです。

でも薬剤師としては、

💊 効果

⏰ 持続時間

🍚 食事

🤕 副作用

❤️ 持病

💊 併用している薬

まで含めて考えてほしいと思います。

特に今回、シアリスが薬局で購入できるようになったからこそ、

「市販薬=軽い薬」

ではないことを知っておいてください。


✅ ED治療薬の副作用まとめ

比較的知られているものでは、

🔥 ほてり
🤕 頭痛
👃 鼻づまり
💓 動悸
🍽️ 消化不良
😵 めまい

などがあります。

さらに薬によって、

👀 視覚の異常
👂 急な聴力低下
🦴 背部痛・筋肉痛

などがみられることもあります。

そして、

🚨 4時間以上続く勃起
🚨 急激な視力低下
🚨 突然の聴力低下
🚨 胸痛・強い血圧低下

などは「ちょっと様子を見よう」で済ませない方がよい症状です。

そして何より、

❤️ 硝酸薬など、絶対に一緒に使用してはいけない薬があります。

今回のシアリスのスイッチOTC化によって、ED治療薬はこれまで以上に身近な薬になります。

だからこそ、

💊「買いやすくなった」=「何も考えずに使っていい」

ではありません。

薬剤師に、

「こんなこと聞いていいのかな?」

と思う必要はありません😊

飲んでいる薬、持病、副作用、飲むタイミングなど、気になることがあればぜひ相談してください。

安全に使ってこそのED治療薬です💊✨

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