処方箋医薬品以外の医薬品
という分類の医療用医薬品があるのですが、それこそロキソニンとかシナールとかですね。処方がなくても販売しても可という分類の医薬品ですね。
販売していいんですよ?
一定のルールさえ守れば。
しかし世の中ルールを守らない、というか一線を越えてしまうところがあるのも事実。あくまでも零売は「最終手段」であり「処方されるのが前提」であり「やむを得ない場合」のみの販売が可能なので
零売のみで生きていこう!は、反しているわけではあります。個人的には。この度この零売に関して
零売薬局 VS 厚労省
の構図で訴訟問題が起きていまして、
「零売薬局」が国を相手に提訴する事態になっているわけですわ。
🏛 零売薬局による訴訟内容
- 原告:福岡・東京などで零売を行う薬局3社(例:まゆみ薬局、グランドヘルス、長澤薬品)
- 主張内容:
- 厚労省の「通知」が、法的根拠なく零売やその広告を実質的に制限しており、職業選択の自由・表現の自由を侵害している
- 通知によって広告が制限され、仕入れにも支障が出たため、営業権と収益機会が侵害されたと主張
- 請求内容:
- 地位確認:「零売を通知なしでもできる権利がある」との認定
- 国家賠償請求:逸失利益(数十万円程度)について賠償を求める (m3.com, yakuyomi.jp)
🧩 初公判の内容(2025年5月16日、東京地裁)
- 原告側は、「通知により零売の実践が制限され、薬局としての機能が奪われている」と主張
- 弁護士は、「行政の通知が法令を超えており、改正薬機法が成立する前のタイミングでの訴訟提起は正当」と反論 (yakuyomi.jp)
- 当日は訴訟判断のスピードに疑問が呈され、「時間稼ぎではないか」との批判も (yakuyomi.jp)
⚖ 見解と法的争点
✅ 原告の主張
- 薬機法では非処方箋医薬品の零売自体は禁止されておらず、厚労省通知によって一律に広告・販売が制限されるのは違法かつ違憲だとする立場 (yakuyomi.jp)
✅ 国側の対応(厚労省・裁判所)
- 厚労省は通知はあくまで**「やむを得ない場合のみ」という立場で、法改正案でも処方箋原則の整備**を進めようとしている
📌 今後の行方
- 次回公判は2025年7月30日に予定されており、そこでより詳しい証拠審理が行われる予定 (yakuyomi.jp)
- この訴訟の帰趨次第では、零売に対する行政通知の扱い方に重大な影響を与える可能性があります
✅ まとめ
- **零売(処方箋なしで医療用医薬品を販売)**を巡る規制について、国家による行政通知が合法かどうかが争点となっています。
- 薬局側は「通知は法的根拠なく自由を侵害している」と訴え、今後の法制度に影響を与える重要な裁判です。
ってなわけで、一方的な通知ごときで法律を捻じ曲げてくんな!! という内容ですな。
患者にとっては零売はメリットは大きいです。が、それをよく思わない団体・組織があることも確かなので、さーどっちに転ぶのでしょうかね。
多汗症、オンライン診療、オンライン服薬指導ふくめ
お薬の事はもちろんそれ以外でも何でも相談しに来てください。
講演会なんかもしちゃったりなんかして。
抗原検査キット(唾液・鼻腔)あります。
待ち時間の短縮に貢献中。待ち時間でお悩みの方は是非アルファ薬局へ!
もう一度。薬局での待ち時間が長いと思われる方は、もれなくアルファ薬局へ。大事なので二回言います。
※処方箋の有効期限は処方発行日を含め4日以内と定められています。諸事情で4日以内に薬局に持ち込めない場合、アルファ薬局でも対応可能な事がありますので、一度ご相談の連絡を。お待ちしております。
処方薬の配達を承っております。郵送でよければ全国すべての地域に対応可です。
土曜日も18:00まで開局中!
〒599-8247 大阪府堺市中区東山570−4
アルファ薬局
TEL:072−230−1193 FAX:072−230−1223
開局時間:平日 9:00~18:00 土曜日 9:00~18:00
基本、日・祝休みです。
※堺市全域でお薬の無料配達サービスをしております。原則時間指定は致しかねますが、その他地域においても可能な限り対応しております。お気軽にご相談ください(^^) LINEにてスムーズなやり取りもできますよ。
大阪市(平野区、東住吉区)、堺市、高石市、和泉市、岸和田市、貝塚市、泉南市、阪南市を現在在宅訪問含め対応しております!順次ロードマップ拡大中。