AIに聞いただけのやつんで細かくはまだ見ていないが、
すべての医薬品がなんでもかんでも60日や90日で処方できるわけではない。ってのは覚えておいてください。
投与日数が制限されている医薬品がある、という事です。すべて覚える必要性はありません。
レセコンが賢いので絶対ポップアップはでます
これ30日制限やけど、いい? と聞いてくれます
以下に、処方日数や処方枚数に制限がある薬剤を、医療機関や薬局でよく扱われるものを中心にわかりやすく分類・整理しました(2025年時点の基準に基づく一般的なルールです)。
✅ 処方日数・処方枚数に制限がある薬剤一覧
■ ① 麻薬・向精神薬(処方箋への厳格な制限あり)
分類 | 薬剤例 | 制限内容 |
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麻薬(医療用) | フェンタニル(デュロテップ、ワンデュロ)、モルヒネ、オキシコドン | 医師免許番号記載、特定の書式(麻薬処方箋)での交付が必要。処方日数制限はないが、管理者の許可制で厳格。 |
向精神薬(第一種) | メチルフェニデート(コンサータ)、リタリン | 30日分まで。処方箋に**「向精神薬」明記**、またコンサータは登録医師・登録薬局限定。 |
■ ② 睡眠薬・抗不安薬(習慣性のある薬剤)
分類 | 薬剤例 | 制限内容 |
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ベンゾジアゼピン系睡眠薬 | ハルシオン(トリアゾラム)、レンドルミン、ロヒプノール | 一般的に30日分まで(一部保険者で制限あり) |
非ベンゾ系睡眠薬 | マイスリー(ゾルピデム)、ルネスタ | 同上:30日までが標準 |
抗不安薬 | デパス(エチゾラム)、ソラナックス、ワイパックス | 通常30日制限、長期投与には理由記載が必要な場合も |
■ ③ ADHD治療薬・依存性のある中枢神経刺激薬
薬剤例 | 制限内容 |
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コンサータ(メチルフェニデート) | 30日分まで。登録医・登録薬局でのみ処方可 |
ビバンセ(リスデキサンフェタミン) | 同上:30日まで。登録医師制度あり |
ストラテラ(アトモキセチン) | 日数制限なし(非依存性)だが、注意力改善目的の誤用に注意 |
■ ④ 抗うつ薬・抗精神病薬の一部
薬剤例 | 制限内容 |
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リフレックス(ミルタザピン)、サインバルタ、トリンテリックス | 原則として日数制限なし。ただし初回投与時は医師の裁量で14日など制限することが多い。 |
ロナセンテープ(ブロナンセリン貼付薬) | 14日分制限(医療用貼付剤、悪用・転用リスク対応) |
■ ⑤ 向精神作用がある疼痛治療薬・てんかん薬
薬剤例 | 制限内容 |
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リリカ(プレガバリン)、タリージェ(ミロガバリン) | 一部保険者で30日分制限の運用あり(依存リスク) |
ラミクタール(ラモトリギン) | 初回2週間+2週間ずつ漸増 → 定期処方後は制限なし |
■ ⑥ 感染症関連薬(抗菌薬等)
薬剤例 | 制限内容 |
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抗菌薬全般 | 医師裁量で必要最小限の日数に限定(一般的に7~14日) |
抗結核薬 | イソニアジド、リファンピシンなど → 公費医療等の管理下で日数設定される |
■ ⑦ 経口避妊薬(OC/ピル)
薬剤例 | 制限内容 |
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低用量ピル(ヤーズ、マーベロン) | 多くの保険者で1周期(28日分)×数ヶ月までに制限 |
緊急避妊薬(レボノルゲストレル) | 1回量(1錠)処方が原則。連続投与不可 |
🔍 補足:処方制限の理由
理由 | 内容 |
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① 依存・乱用防止 | 睡眠薬・抗不安薬・中枢刺激薬など |
② 転売・違法使用の抑止 | ADHD薬・向精神薬など |
③ 患者の副作用管理 | 初回投与時の漸増が必要な薬(例:ラミクタール) |
④ 医療安全と保険適正化 | 長期処方による在庫調整や飲み残し対策など |
📌 まとめ:日数・枚数制限薬の代表例
分類 | 制限内容 | 備考 |
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コンサータ・ビバンセ | 登録制・30日まで | 処方箋1枚に限る(リフィル不可) |
睡眠薬(マイスリー等) | 原則30日まで | 錠数制限もある場合あり |
向精神薬(リタリン等) | 書式・日数制限 | 麻薬処方箋、医師番号記載必須 |
ロナセンテープ | 14日分まで | 貼付剤の特性と安全性配慮 |
抗菌薬 | 7~14日程度 | 感染症ごとに異なる |
あとは、湿布の枚数も、一回の処方での枚数制限が設けられています。
前までは無制限枚数
からの ➡ 70枚 ➡ そして63枚 まで
と、年々意味不明な感じで枚数制限がなされています。
医療費の抑制効果を見込んで、のことでしょうけど
枚数が少なくなると、何回も受診するハメになるので
結局医療費は倍増します