漢方は、メーカーが違うと、中身も違う

世の中には漢方を扱うメーカーが多数存在します。

有名なのといえば「ツムラ」さんだったり、CMでもおなじみの「クラシエ」さんだったりしませんか? 皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれない有名企業ですね。

今やコストコにも漢方薬が大量に陳列されていたりしますが、この漢方たち。

ツムラ葛根湯エキス顆粒、オースギ葛根湯エキスG、クラシエ葛根湯エキス顆粒、コタロー葛根湯エキス顆粒、三和葛根湯エキス細粒、JPS葛根湯エキス顆粒えとせとら。。。

商品の名前が同じなのだから入っている生薬は同じ量

思ってしまいますが実は違います。

葛根湯をとってみてもクラシエさんだと、一日量7.5g中に、

・カッコン 8g ・タイソウ 4g ・マオウ 4g

・カンゾウ 2g ・ケイヒ 3g ・シャクヤク 3g

・ショウキョウ 1g

から抽出したエキス5.2gが含有されているそうです。

 

 

 

ではコタローの葛根湯はどうかといいますと、一日量7.5g中に

・カッコン 4g ・タイソウ 3g ・マオウ 4g

・カンゾウ 2g ・ケイヒ 2g ・シャクヤク 2g

・ショウキョウ 1g

から抽出したエキス4.8gが含有されているそうです。

 

 

細かいところですが他メーカーも似たような感じで、含まれている生薬は同じでも、その生薬の含有量が違う事が多々あります。医療用として医療機関に置かれているものもそうですが、OTCとして一般販売されている漢方もきっと同じでしょう。

含有量が異なります。

でも商品名は同じです。

じゃあどこのメーカーが一番効くのよ!?

という話になっていきそうですが、正直どこも同じだと思われます。

生薬を製品にするにあたって企業努力が結晶化されるわけで、飲みやすい飲みにくいだったり、粒なのか粉なのかだったりとか、液体だったりとか、ご自分にあった漢方を手に入れることで決めればいいかと。

本来漢方薬とは患者ごとの性格(体格だったり、汗のかきやすさ、体力があるのかどうか、むくんでいるのかどうか云々)で生薬を選定し、含有量を決め、完全フルオーダーメイドの薬なんです。

それをもとから含有量が決められたモノを買うとなると、効果が出る出ないは運試しです。飲んで治ったらOK! くらいのものです。

防風通聖散を飲んでも痩せない!!!!

ってのも、その含有量や性質が、患者さんの個体に合ってなかったんですねぇ。むふふ。

 

 

 

 

 

お薬の事はもちろんそれ以外でも何でも相談しに来てください。でも漢方の事はそんなに突っ込んで聞かないで!w 漢方難しい。

抗原検査キット(唾液・鼻腔)あります。

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