保険医療機関として登録しているからには「保険診療の質的向上と適正化」を目的に地方厚生局より指導が入ります。
指導には「集団指導」や「集団的個別指導」や「個別指導」があり、開局してから1年くらい経過した保険医療機関はもれなく、
「新規個別指導」が実施されます。
このたびアルファ薬局も開局してしばらく経つので新規個別指導を受けてきました。
諸先輩方からは個別指導は「重箱をつつくような指摘をしてくる怖いところ」的な話を聞いていたので、そろそろ通知とか来るんだろうな〜いつ来るんだろうな〜と、かなりビクビクしていました。
そして、とある日。
デスクの上に茶封筒が一つ。
はて?なんぞや?と封筒を見ると、
『近畿厚生局 指導監査課』
の文字が。
「はわ、はわわっ・・・」
つつつつつついに来たぁ。何言われるんだろぉ? 指導監査・・・うっほぅ、そもそもの名前が怖ぇ・・・。開けたくねぇなぁ、封筒。いや、でもそういうわけにもいかないしなぁ。
いい大人が怒られるのかなぁ〜ヤダなぁ、何かしたっけかなぁ?やましいことしてないのになぁ、ヤダなぁ〜。指導されるのなんか怖ぇなぁ。
と、心の中でぶちくさつぶやきながらも「うりゃー!ワシは何もしとらんけぇのぉ!」と思い切って開封。
中には指導対象となる10名もの患者さんの名前が挙げられており、
対象者の全履歴と、届け出事項関係書類や調剤録やら処方箋原本やらなんやらそもろもろの指定する書類を持って近畿厚生局に来るべし、と書かれていました。
ふふん。常日頃から用意を怠っていない私にとってこの程度の資料を集める事など朝飯前!のさらに前!!
設けられた猶予期間の間に列挙された患者さんの書類を印刷しまくり、薬局の外観写真とか内部写真とかを撮りまくり、掲示物等も写真にとっていざ用意してみると
たった10名なのに恐ろしいほど膨大な資料が出来上がってしまった。
「これを運ぶのか・・・」
40Lのオリコン2つも使ってしまうほどの紙の量です。普通に重い。
そして指導当日。呼び出された時刻は午後の4時。
普段着ないスーツに着替え、小さくてかわいい薬局の軽四自動車に紙だけが詰まったオリコン2つを載せいざ出陣!!
したものの、予想外に高速が混んでおり予定時間に間に合わないので冷や汗。
こりゃいかんと思いすぐに連絡。
「すいません・・・遅れます・・・」
「・・・気をつけてお越しください」
「へい」
なんとか定刻通りに到着したものの駐車場が思いの外遠い! クソ重たいオリコンを持って指導監査員のいる上階へレッツゴー。
「遅れてすいませんでした!!」
「いえ、大丈夫です。前の方がまだ長引いているので」
「なっ!(くそーっ!! いや、やったぁ? よくわからん! でもある意味良かった)」
そして直前の重労働と緊張のせいで手汗が異常に出てきた頃、
「次の方、どうぞ」
と女性の職員さんが。
ついに来たぁ。
何をどう指導されようがこっちは相当の準備ができてるんだい! と意気込んで案内された先は、透明なパーテーションで感染予防をとっている長机に座る「いかにも」なスーツ男性2人! と案内してくれた女性が。
ぬぉぉ、あなたも敵(?)だったか!と女性をキッと睨む(睨んでません)
3:1か・・・なかなかに不利、とアホな事を考えていると、真正面に座る男性の方から、
「それでは健康保険法等に基づく新規個別指導を始めたいと思います」
と開始のゴングがなりました。
が、正直緊張のあまり、「健康保険法、薬機法、薬剤師法、保険医療養担当規則にのっとりあーだこーだ」などの小難しい言葉が出だした冒頭から頭から白い煙が立ち上る羽目に。
どうなる新規個別指導!?
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