物価高のおかげで色々と割高になっているので新設ということらしい。まさかではあるが、10点、とかそんなしょぼい点数でカバーできるほど能天気な頭はしてませんよね?
① 原油価格上昇(地政学リスク)
原因
- ウクライナ戦争
- ロシア産原油・天然ガスの供給不安
- 中東情勢不安
- イラン・イラク周辺の緊張
- OPEC減産・地政学プレミアム
調剤薬局で値上がりしているもの
- 分包紙(紙+プラ)
- PTP包装(アルミ+プラ)
- 軟膏容器・点眼容器
- 調剤用ボトル・投薬袋
- 薬品メーカーの製造原価 → 薬価圧迫
👉 「薬そのもの」より、まず「包むもの」が直撃
② 電気代・ガス代の高騰
原因
- LNG価格上昇(ロシア依存の反動)
- 円安でエネルギー輸入コスト増
- 日本の電力価格構造
調剤薬局で影響を受けるもの
- 分包機・全自動錠剤分包機
- 散剤分包機
- 冷蔵・冷凍保管(インスリン・ワクチン等)
- 空調(クリーン環境維持)
👉 分包機は1日中稼働=電気代は確実に経営を圧迫
③ アルミニウム価格上昇
原因
- 原油高 → 精錬コスト増
- 中国の生産調整
- 輸送費高騰
値上がりしているもの
- PTPシート
- アルミチューブ(軟膏)
- 注射薬バイアルのキャップ
👉 医薬品包装は「軽いけど高価」なので影響が見えにくく、ジワジワ効く
④ プラスチック原料(ナフサ)高騰
原因
- 原油価格連動
- 石油精製能力の制約
値上がり品目
- 分包紙の内側フィルム
- 点眼ボトル
- シリンジ・スポイト
- 薬袋
👉 「紙に見えて実はプラ」という盲点
⑤ 物流費・人件費の上昇
原因
- 燃料代高騰
- ドライバー不足(2024年問題)
- 倉庫費用上昇
影響
- 医薬品卸の配送コスト増
- 緊急配送・当日配送の負担増
- 納品頻度削減 → 在庫増
👉 在庫=資金拘束。中小薬局ほど痛い
⑥ 円安(超重要)
原因
- 日米金利差
- 金融政策の違い
- 日本の輸入依存体質
影響を受けるもの(ほぼ全て)
- 輸入原薬
- 海外製造の後発品
- 包装資材
- 分包機・調剤機器の部品
👉 「国内製造薬」でも原材料は海外が多い
⑦ 薬価制度の構造的問題
原因
- 薬価改定(毎年)
- 原価上昇が即時反映されない
- 不採算医薬品の増加
結果
- メーカー撤退
- 品薄・欠品
- 薬局の業務負担増(疑義照会・代替対応)
👉 値段が上げられないのに、コストだけ上がる
⑧ 事務・間接コストの上昇
原因
- システム利用料値上げ
- 紙・トナー代高騰
- 郵送費・通信費UP
影響
- レセコン・電子薬歴
- 帳票・説明文書
- オンライン資格確認の維持
医薬品を作る側が値段UPする世界情勢。意味不明な戦争のせいで原油高UPで輸送コストUP。勝手に最低賃金あげてきたので人件費高騰。
もし仮にあなたが経営者であれば、いくらくらいもらえたらカバーできると思いますか?
100円とかですか? そんなわけでないですよね。
楽しみです。ここの点数。





