医薬品の剤形。たくさんあるよー
- 内服薬(口から飲む薬)
- 錠剤:一般的なかたまり状の薬。飲みやすく、安定性が高い
- 口腔内崩壊錠(OD錠):口の中で溶ける。水がなくても服用可能。高齢者向け
- チュアブル錠:かみくだくか、なめる、かそのまま飲む
- カプセル:ゼラチンなどで包んだ薬。中身が粉や液体で苦味を抑える効果も
- 散剤(粉薬):粉状の薬。子どもに多く、分包可能
- 顆粒剤:やや粒状の粉薬。散剤より飲みやすく安定性が高い
- 液剤(内用液):液体の飲み薬。小児や胃腸薬などに使用
- シロップ剤:甘味を加えた内用液。小児向け
- ドライシロップ剤:粉末状の甘味薬。服用時に水に溶かす/小児向けに多く処方される
- 外用薬(体の外に使う薬)
- 軟膏:油性の塗り薬。保湿力が高く、傷・湿疹に使用
- クリーム:水と油の混合。軽い使用感で顔や体に使いやすい
- ゲル:ジェル状。さらっとして浸透性が高く、脂性肌や頭皮に適する
- パップ剤:湿布タイプ。冷感あり。貼付剤の一種
- テープ剤:薄型の貼薬。持続放出型で関節痛などに使用
- 点眼薬:目に点す液体。開封後は期限に注意
- 点鼻薬:鼻に噴霧する薬。アレルギー性鼻炎などに対応
- 点耳薬:耳に滴下する薬。中耳炎などに用いる
- 注射薬・特殊剤形
- 注射剤(皮下注・筋注・静注):効果が早く、消化管を通らない
- 点滴剤(輸液):静脈内にゆっくり投与。電解質・栄養補給などに使用
- 吸入剤:肺に吸い込んで使う薬。吸入器が必要
- 舌下錠:舌の下で溶ける。効果が即効的
- 坐剤:肛門から挿入する薬。解熱・吐き気などに使用
- 腟錠:腟内に挿入。婦人科領域で使用
とまぁ、いろいろあるので、覚えなくてもいいけど知っておくのは必須で
例えば
クレストール錠 と クレストールOD錠 は別物だし
モンテスカスト錠もあれば、モンテルカストチュアブル錠ってのもある
アスベリン散があれば、アスベリンドライシロップもあるし、アスベリンシロップもある