もっかい再提示!
皆さんならどれを選択しますか? 医者に「OTCで買え」と言われたときの対応です。
蕁麻疹がひどくて受診された方を例に
①これくらいならOTC薬で何とかなるから、5gだけど2000円で買ってね。今回塗る面積が広いから10本ね。診察代あわせて25000円になりまーす
②OTC薬でも似たものあるけど、同じような強さで5gで2500円のものがあるから、10本で25000円だね。3割負担だから診察代等あわせて10000円でーす
🔍 議論の背景:「OTC類似薬の保険外し」
どこぞの政党が提言しているのは、
「医療用とほぼ同じ成分の薬は、市販薬で自費購入してもらうことで、無駄な医療費を削減しよう」
という考え方です。
例:
- ロキソニン錠(医療用) → 保険適用外
- 患者に「ロキソニンS(OTC)を買ってください」と案内
⚠️ 実際の現場で起きそうな問題
① 患者は「OTC買え」では納得しない
- 高齢者や低所得者は、薬局で実費負担するより、保険で処方される薬を希望します。
- 医療用でなくても「病院で出された薬=安心」と思っている。
➡ 実費負担が高くなれば、診療控え・服薬中断につながる恐れも。
② 医師が“代替薬”を選ぶ→却ってコスト高に
- 医師は患者の負担軽減のため、保険がきく別の薬(=似て非なる薬)を処方する可能性があります。
- 結果として:
- 同効薬だが薬価が高い薬を選ぶ
- 本来必要なかった**追加の処方(胃薬・湿布など)**がセットで出る
➡ 医療費は「削減」どころか横ばい~増加の可能性
③ 処方薬とOTC薬で品質・剤形・効果の差がある
- 「成分は同じでも、効果・剤形・服薬指導が異なる」ことが多く、完全な代替にはならない
- 例:アレグラFXとアレグラ錠60mgでは、患者説明義務や副作用管理体制が全く異なる
➡ 医師・薬剤師側に混乱と説明負担の増加
💡 結論:医療費はむしろ上がる可能性あり
項目 | 意図 | 結果 |
---|---|---|
保険外し | 医療費削減 | ✅初期の「薬価部分」は削減 |
患者心理 | 自費負担増→代替薬希望 | ❌ 結果的に別の薬が出され医療費横ばい~上昇 |
現場対応 | 医師・薬剤師が対処 | ❌ 手間・混乱・医療安全の懸念 |
患者さんも保険外しがされた薬剤より、
じゃあ保険きく薬剤で処方してよ
となるのは当たり前なので医療費削減にはならんと個人的には思います
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